2022/12/30

タミヤ BRZ(ZD8)を作った

 鉄道模型の塗装をし始めてからというもの、イマイチしっくり来ないというかうまくできない悩みがあり、もっと一般的なというか世の中に作例もたくさんあるカーモデルを作ってみたくなりトライしてみました。あと、最近のタミヤのキットはすごいぞ、ってのも見かけたのでタミヤの新しめのキットということでBRZのZD8を選んでみました。

実は昔からプラモ自体は興味があって何度か買ってはみたものの、完成までモチベーションを保てず、だいたい途中で「あー、なんか微妙になっちゃった…」となってしまってました。今回は道具が揃ったのもあるし、習作だと割り切ってとにかく完成させることを目標にして作ってみました。


 ボディをある程度組んでしまってからサフったところ。Nゲージやってるとコレだけの面積を塗ることがないので、すでに困惑。気がつくと遠目から吹いてしまい、砂吹きに近くなってしまうことがよく起こりました。なれって大事。

そしてそのままボディ塗装。これもカーモデルならではの光沢を出すのに、塗膜が乾かないうちにどんどん重ねてつなげていくという塗り方の練習になりました。それの意識を保ってないとどんどんカサカサ肌になってしまってこちらも慣れが大事だなと再確認。


その他小物もガンガンマスキングして塗っていきました。今回の製作をするにあたっていろいろ調べたのですが、3Mのひっつき虫を使ってパーツを保持する方法が説明されているのを見かけ試してみたのですが、これ便利ですね。



シャーシについては説明書を無視して、前面シルバーで塗ってみることにしました。新橋にあるタミヤプラモデルファクトリーの作例でこうしているものがあり、無塗装のメカメカしい感じがとてもキレイに見えたので自分も真似してみました。ただ、本当に全部シルバーだとラバー部品などで違和感があったので、一部色差しをしたりしています。

じつはシルバーを4色使ってるのですが、全然わからないですね。それよりも塗り方による差のほうが見た目の違いが強く出てしまっているので、改めて安定した塗り方を身につけるのが大事だと再認識しました。

一方で、取説にあるけどそんな差はでなくないか?と思っていたセミグロスブラックとフラットブラックの塗り分けが思っていた以上に差がでて面白かったです。

ボディーの仕上げは垂れる心配をするな、で有名な水性プレミアムトップコートをでろんでろんになるまで吹いてみました。研ぎ出しなどはしてませんが、見ての通りボディにカッティングマットがキレイに反射するほどの仕上がりになりました。

でろんでんろんになるまで拭きましたが、思っていたよりもディティールが失われることもなく、後でやったスミ入れでもバッチリ塗料が流れていくほどスジが保持されてたのが自分としての収穫でした。

なにより、砂吹っぽくなってしまっていた部分でも、トップコートが十分に厚ければ最終仕上げはなんの苦労もなくきれいになるというのも収穫。

 



そんなわけで完成したのがこちら。

塗装はそれなりにリカバリしたり、だめポイントがわかったのですが、実はデカール貼りに失敗しまくりました。多くの場所で水のつけすぎて粘着力がなくなったり、場所をミスったり、凹凸面で浮きまくってしまったり。マークソフターは持っていたのでそれも使ってみたのですが、フラットブラック部に貼ったデカールにソフターを使うと塗膜が傷んでしまって仕上がりが残念なことになってしまったりして結構萎えました。幸い車内だったので無視する心を保てました。一方でボンネットのエンブレムのデカールはのりが薄くなっていることに気がついておらず、後でホコリ除去のためにブロアーで吹いたら一緒に飛んでいって行方不明になってしまいました。これを教訓にマークセッターとデカールのりを買ってみました。次の機会にはこれらを使ってリベンジしたいところ。

ということで、全部で3週間くらいかけての組み立てになりましたが、多くのことが学べたのでとても満足です。あと出来上がりも以外と見れるものになったのでそれも良かったです。

ただ、コレの工作をしている間、塗装ブースを出したり、組立作業をしたりが継続しており、他の作業が何にもできなくなってしまうのが結構痛かったです。それゆえブログのネタも作れず更新できず。なので、他の方がやっているように、製作工程をある程度ごとにブログ更新していくほうが間隔も空きすぎなくて良いですね。

デカールの練習もあるのでもう一台くらいなんかカーモデル作りたいなぁ。それで自身がついたあたりで、マイクロとGMのプラモを組み立てたいなぁなどと考えてます。


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