2022/08/28

KATOの室内灯ムラ対策

もう何番煎じかわからないですが、メモも兼ねて。

KATOの室内灯は片側エンドから照らしている関係でムラになりやすいです。特に古い車種では気になっていたのですが、最近入手した2020年製造のキハ201系(10-1620)でひどかったので対策してみました。


 ノーマル状態はこんな感じです。エンド側にある室内灯ユニットと、プリズムの間に隙間がありそこから盛大に光が漏れています。

 なので、こんな感じで室内灯ユニットとプリズムの間を遮光するようにしてみました。今回は手元にあった銅テープを貼り付けて、車内側をマジックで黒く塗ってあります。銅テープはくれぐれも電極に触れないように。

これが対策後。これだけで光漏れがなくなり、床面のムラがなくなっているのがよくわかります。

プリズムをシャーシ側の固定するタイプの車両なら室内灯ユニットとプリズムの間がほとんど開かないのであんまり対策しなくてもムラになりにくいですが、隙間がある車種の場合にはこの方法が有用だと思います。

2022/08/26

Goowinの電動ドライバーを買ってみた

最近流行りのボールグリップドライバー風電動ドライバー、一本ベッセルの高速版を持ってて便利に使ってるのですが、会社に持っていってしまったので自宅用にもなんか欲しくなり色々見てました。

ベッセルのものを使ってて気になったのが、

- ボタン操作がしにくい
- USBがMicro

という二点でした。なのでこれを解決できる製品を探してたのですが、国内有名メーカの候補が少なく。
国内メーカでないと、6.35mmビットの保持部とビットのくびれ位置が合わないものがあるので国内メーカがいいなーと思ってたところ、両頭ビットが使える(=国内ビットが使える)中華品でボタン独立で操作しやすそうなものを見つけました。それがタイトルのGoowinというメーカのものになります。製品名というか型番は不明。

内容物はこんな感じ。あと写真にないけどポーチが付いてます。

これにした理由は↑とも重複しますが

- 国内ビットが使えそう
- ビットの固定がマグネット式ではない
- バッテリが交換できる
- クラッチ設定ができる
- 上記の機能を持ってる製品の中ではかなり小型
- (あんま信じてないけど)PSEが付いてるらしい

あたりになります。

実は今回、Amazonのアウトレットというのを初めて使ってみました。アウトレットになってた理由は外装痛み。
ということで見てみると、裏面のこんな傷だけでした。普段のAmazonの梱包と在庫の扱いからしたら誤差なのでは?とまでは言わないものの、こんなので1000円くらい安くなってました。ラッキー。

サイズ感はこんな感じ。
太さはボールグリップタイプの一番太い場所よりは細いかも。本体の両脇はゴム素材になってて一応滑り止め風になってます。樹脂の成形に甘い部分はありますが、全体の作りは全然悪くないですね。

そして当然ながら国内ビットも使えます。

PSEはどこに付いてるのかと思ったら、USB電源についてました。
なんか怪しげだけど、表記のルールを守ろうという気概は見受けられますね。
本体については表記がありませんが、バッテリはネジによって固定されたキャップの中にあるので、機器に内蔵されたものとして対象外…ってことですかね?
あ、本体はUSB Cコネクタですが、CC端子に抵抗がついてないようで、C-Cケーブルでは充電できませんでした。A-Cケーブルか、付属の充電器を使うしかないですね。

取説は一応日本語でフォントもましではありますが
違和感のあることに違いはないですね。

とりあえず商品としてはこんな感じでした。

軽く触った印象としてはかなり良さげです。当初の目的であるボタン操作はかなりしやすいですし、駆動音もしずかで変にゴリゴリ言ったりもせず粗悪な中華製品、という分類ではなさそうです。

あとは日々使ってバッテリの具合でも見ていくことにしましょう。

2022/08/11

Nucleo32をスタンドアロンで使う方法

Nucleo32はデバッガであるST-Linkも内蔵で小型で便利なんですが、逆にST-Linkを使わない場合は動作しないパターンがあります。いつも忘れて調べているのでメモ。
一次資料:https://www.stmcu.jp/design/document/users_manual/52252/

前提

マイコンのクロックを内部発振(発振器を搭載しているならそっち)に切り替える(ファームで)。CubeMXの初期設定ではST-Linkからクロックが供給されるようになっていますが、外部給電の場合には基本的にはST-Linkが起動しない状況となり、ターゲットマイコンも起動しなくなります。

外部電源端子を使う

この場合はとくに何も考えずにVIN(7~12V)もしくは5V端子に外部電源を接続して利用可能(ジャンパSB1がOFFな状態)。放熱の問題もあるのでVINを使うときには電流に気をつける。5V端子はUSB端子から逆流防止ダイオード経由で電源が供給されてしまうので気をつける。

モバイルバッテリから使う

モバイルバッテリからUSB端子経由で給電する場合。この場合でもST-Linkが起動しないので、Nucleo32の表にあるジャンパSB1をONにする。


センサレス速度制御モータドライバMD-DC01

 DCブラシ付きモータをセンサレスで速度制御が可能なモータドライブ基板MD-DC01を作りました。 C102にて頒布した同人誌の内容を簡単に実験したり、実用するための基板です。秋月C基板サイズに機能をギュッと押し込みました。コネクタ以外の部品実装済みでC103にて5000円で頒布...