というのと、TamTamに行ったらエクシンテックのパンタスパークキットが売られてるのを見かけたので衝動買い。在庫があったのは両方向の商品ばかりだったので、パンタが一つしか無い731系にはちょうどよいと思いそれも搭載してみることにしました。
ビフォーを撮り忘れてしまったのでほぼ似た構成のキハ201を見てみるとこんな感じです。
室内灯を入れると顕著なのですが、室内が全部紫で、なんか異様なんですよね。上から眺めていると窓の中がすべて紫に見えてしまうし、室内灯がついている感じもなく、非常に物足りなく感じます。
この問題を解決するために、701系のときと同様に床をざっくり塗り替えて仮組みしてみたのですが、やはり壁が銀色のままだとまだ盛り上がらず。なのでやはり701系のときと同様に窓パーツの内側にも塗装してみました。
相変わらず透明部品に塗装することにビビっているのでアクリジョンで塗ってみましたが、いまだにエアブラシでキレイに塗れる条件がわからず四苦八苦。マスキング剥がすときにも失敗気味でいまいちな仕上がりですが、室内なので目をつぶることにします。それにしても731系はドア周りが黄色いメリハリのある壁面なので映えますね。
塗り終わったものをキハ201と並べてみるとこんな感じ。
やっぱり全然印象が異なりますね。やった甲斐を感じます。
そしてモハ731系にはパンタスパーク基板とパンタにLEDを搭載します。 パンタスパークを搭載するのは初めてのことなので、できることを色々試してみようと思い、できるだけ頑張ってみました。
まずパンタ側はこんな感じに。
LEDは十分に小さいので、船板の中央をちょっと削り瞬間接着剤で固定しました。パンタは軟プラなので硬化促進剤で固めています。LEDの樹脂が溶けなくて良かった。
配線はもともとついていたUEWをそのまま利用し、できるだけ目立たないようにパンタのアームに添わせ、こちらも瞬間接着剤+硬化促進剤で固定しています。ヒンジ部分に接着剤が流れ込まないように中粘度の接着剤を利用しています。接着は上下どちらのアームもやっていますが、ヒンジ部は余裕をもたせた状態で接着しないであるのでキレイに畳むこともできます。
LEDとUEWの接着をしたあとに軟プラでも剥がれにくいと噂のMr.メタルカラーで全体塗装し、その上で他の色差しをしてみました。LEDの上から全体塗装しているので、乾燥後にLEDの表面部分だけ軽く削って塗料を落としています。
パンタ脇の部品を削って中空にし車内へLED配線の引き込んでみました。実車もこんな位置に電線が通っているのでちょうどよかったです。
パンタスパーク基板の方はもともとついていたUEWを外し、0.1mmのリン青銅板を使って接点を作ってみました。基板の背面にはパターンが存在するため、カプトンテープで絶縁しています。
731系の場合、ちょうどKATOの純正室内灯基板と妻面の隙間にパンタスパーク基板が収まっていい感じです。それもあって接点化してみたのでした。
また、屋根のくぼみにちょうど基板が収まるので本当に収まりが良いです。基板の固定は両面テープで止めてあるだけですが、室内灯基板との間で押さえつける形になるので外れることもないでしょう。
最終的にざっと汚して完成!
あ、ここまで書いてませんでしたが、実写写真を見るとどうにも屋根の色がちがいすぎるというか。エアコンも本当は銀色のハズなんだろうけど、全体が黒くなってるんですよね。ということでまとめて暗めのグレーで塗り替えてあります。
室内の塗り替え+パンタスパーク基板の搭載ということで、非常に満足のいく加工ができました。