2022/11/21

KATO 731系をいじる




スロットレスモータのテスト用という言い訳で買ったKATOの731系ですが、701系のときと同様でどうにも車内の色が気に食わなかったので塗り替えることにしました。

というのと、TamTamに行ったらエクシンテックのパンタスパークキットが売られてるのを見かけたので衝動買い。在庫があったのは両方向の商品ばかりだったので、パンタが一つしか無い731系にはちょうどよいと思いそれも搭載してみることにしました。

ビフォーを撮り忘れてしまったのでほぼ似た構成のキハ201を見てみるとこんな感じです。

室内灯を入れると顕著なのですが、室内が全部紫で、なんか異様なんですよね。上から眺めていると窓の中がすべて紫に見えてしまうし、室内灯がついている感じもなく、非常に物足りなく感じます。

この問題を解決するために、701系のときと同様に床をざっくり塗り替えて仮組みしてみたのですが、やはり壁が銀色のままだとまだ盛り上がらず。なのでやはり701系のときと同様に窓パーツの内側にも塗装してみました。

 相変わらず透明部品に塗装することにビビっているのでアクリジョンで塗ってみましたが、いまだにエアブラシでキレイに塗れる条件がわからず四苦八苦。マスキング剥がすときにも失敗気味でいまいちな仕上がりですが、室内なので目をつぶることにします。それにしても731系はドア周りが黄色いメリハリのある壁面なので映えますね。

塗り終わったものをキハ201と並べてみるとこんな感じ。

 やっぱり全然印象が異なりますね。やった甲斐を感じます。

そしてモハ731系にはパンタスパーク基板とパンタにLEDを搭載します。 パンタスパークを搭載するのは初めてのことなので、できることを色々試してみようと思い、できるだけ頑張ってみました。

まずパンタ側はこんな感じに。



LEDは十分に小さいので、船板の中央をちょっと削り瞬間接着剤で固定しました。パンタは軟プラなので硬化促進剤で固めています。LEDの樹脂が溶けなくて良かった。

配線はもともとついていたUEWをそのまま利用し、できるだけ目立たないようにパンタのアームに添わせ、こちらも瞬間接着剤+硬化促進剤で固定しています。ヒンジ部分に接着剤が流れ込まないように中粘度の接着剤を利用しています。接着は上下どちらのアームもやっていますが、ヒンジ部は余裕をもたせた状態で接着しないであるのでキレイに畳むこともできます。

LEDとUEWの接着をしたあとに軟プラでも剥がれにくいと噂のMr.メタルカラーで全体塗装し、その上で他の色差しをしてみました。LEDの上から全体塗装しているので、乾燥後にLEDの表面部分だけ軽く削って塗料を落としています。


パンタ脇の部品を削って中空にし車内へLED配線の引き込んでみました。実車もこんな位置に電線が通っているのでちょうどよかったです。


パンタスパーク基板の方はもともとついていたUEWを外し、0.1mmのリン青銅板を使って接点を作ってみました。基板の背面にはパターンが存在するため、カプトンテープで絶縁しています。

731系の場合、ちょうどKATOの純正室内灯基板と妻面の隙間にパンタスパーク基板が収まっていい感じです。それもあって接点化してみたのでした。



また、屋根のくぼみにちょうど基板が収まるので本当に収まりが良いです。基板の固定は両面テープで止めてあるだけですが、室内灯基板との間で押さえつける形になるので外れることもないでしょう。

 最終的にざっと汚して完成!

あ、ここまで書いてませんでしたが、実写写真を見るとどうにも屋根の色がちがいすぎるというか。エアコンも本当は銀色のハズなんだろうけど、全体が黒くなってるんですよね。ということでまとめて暗めのグレーで塗り替えてあります。

室内の塗り替え+パンタスパーク基板の搭載ということで、非常に満足のいく加工ができました。

2022/11/11

編成にしたときのポポンデッタ室内灯電流

 この前の記事で、ポポンデッタの室内灯の電流波形を計測してみました。

https://blog.strv.jp/2022/10/led.html

 そもそもポポンデッタの室内灯を揃えたのは都営5500形に搭載するためだったので、実際に編成に組み込んで走行電流についても波形を取ってみることにしました。


 「実感的」と言うのは人によってだいぶ定義が違いますが、自分はアイコン的にも線路や地面に反射するくらいちゃんと明るい照明が好きなのでHモードで組み込んでみました。

自室の都合で線路はごく小さいオーバルをおけるだけで、また、オシロスコープからは少し離れた場所にしか置けないので、パワーパックからフィーダまでを延長ケーブルで伸ばし、パワーパック至近で電流プローブを使って電流波形を計測しました。

早速計測波形を並べます。今回はKATOのスタンダードSXを13.5Vで駆動し、スロットルの目盛りを1段ずつ上げていき、そのたびに電流波形を取得してみました。また、前回はエッジ付近に集中した波形でしたが、今回は平均がわかりやすいような時間軸で表示しています。









ということで、今回のスクショの範囲では最大のピークは1A程度となっていました。スクショには無いですが、最大でも1.2A程度となっていました。単体で400mA程度のピーク電流があったことを考えると3倍程度となっており、本来であれば8倍程度になっているはずなのにだいぶ低くい結果となりました。

そして単体のときと同様、スロットルを上げていけばどんどんピーク電流は下がっていき、最大スロットル時にはモータも合わせて200mA程度に収まっています。 

電流が低いのは単純にフィーダの延長ケーブルの抵抗値と、線路の抵抗値により、電流値が制限されているのだと考えられます。それでもピーク電流はパワーパックの定格である1.2Aまで上がってますが、オシロの機能で平均電流を見てみると200mA未満となっているので、まぁ問題ないと考えて良いでしょう。

ということで、ポポンデッタの室内灯をフル装備してもそんな気にすることなく遊ぶことができそうです。

2022/11/03

2022/11/03の71レ(5連コキ110)を見てきた

 タイトルの通りですが、コキ110が全検あけてピカピカになったという話を聞いたので見てきました。

牽引機

EF210-18

1両目

コキ103-51
    22G4
    22G4

2両目

コキ102-51
    V19C
    V19C
    20D

 3両目

 コキ102-52
    19G
    V19C
    19G
    19D
    19G

 4両目

コキ103-52
    UR19A
    19D
    UR19A
    V19C
    20D


5両目

コキ107-858
    20D
    UR19A
    19D
    19D
    V19C

6両目

コキ107-1045
    V19C
    19G
    20D
    19D
    19D

7両目

コキ103-114
    20G
    15???
    19G

8両目

コキ 102-114
    V19C
    V19C
    19G
    V19C
    V19C

9両目

コキ102-113
    V19C
    20D
    19D
    V19C
    19D

10両目

コキ103-113
    19D
    19D
    19D
    V19C
    V19C

11両目

コキ107-1751
    19D
    V19C
    20D
    19D
    19G

12両目

コキ103-63
    20D
    20D
    U52A

13両目

コキ102-63
    UM12A
    V19C
    19D
    19D

14両目

コキ102-64
    V19C
    19G
    V19B
    19D
    20G

15両目

コキ103-64
    V19C
    UV19A
    UV19A
    19D
    19D

16両目

コキ107-672
    19D
    V19C
    ●19D
    V19C
    V19C


 17両目

 コキ107-287
    UR19A
    V19C
    19D
    20G
    19G

19両目

コキ110-5
    UT11K
    UT14K

19両目

コキ110-4
    19G
    V19C
    19D
    20D
    19D

20両目

コキ110-3
    20G
    19D
    19G
    V19C
    20D


 ※メモリ書き込みが間に合わなくて微妙な位置の写真しか撮れなかった

21両目

コキ110-2

22両目

コキ110-1
    V19C
    19D
    19D
    V19C


 おまけ

71レの直前に単機でDD200-2が通っていきました。DD200ってこっちまで出てくるんですね。知らなかった。




センサレス速度制御モータドライバMD-DC01

 DCブラシ付きモータをセンサレスで速度制御が可能なモータドライブ基板MD-DC01を作りました。 C102にて頒布した同人誌の内容を簡単に実験したり、実用するための基板です。秋月C基板サイズに機能をギュッと押し込みました。コネクタ以外の部品実装済みでC103にて5000円で頒布...