Nucleo32はデバッガであるST-Linkも内蔵で小型で便利なんですが、逆にST-Linkを使わない場合は動作しないパターンがあります。いつも忘れて調べているのでメモ。
一次資料:https://www.stmcu.jp/design/document/users_manual/52252/
前提
マイコンのクロックを内部発振(発振器を搭載しているならそっち)に切り替える(ファームで)。CubeMXの初期設定ではST-Linkからクロックが供給されるようになっていますが、外部給電の場合には基本的にはST-Linkが起動しない状況となり、ターゲットマイコンも起動しなくなります。
外部電源端子を使う
この場合はとくに何も考えずにVIN(7~12V)もしくは5V端子に外部電源を接続して利用可能(ジャンパSB1がOFFな状態)。放熱の問題もあるのでVINを使うときには電流に気をつける。5V端子はUSB端子から逆流防止ダイオード経由で電源が供給されてしまうので気をつける。
モバイルバッテリから使う
モバイルバッテリからUSB端子経由で給電する場合。この場合でもST-Linkが起動しないので、Nucleo32の表にあるジャンパSB1をONにする。
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