黒金デーで安くなってたので持ってなかったメーカのPD機器を買ってみたので簡単に動作確認してみました。
まずはUSB電源のほう。
65W対応でGaNで折りたたみプラグでUSB-Cx2、USB-Ax1ポート構成と、自分の推しているBaseusとほぼほぼ同じ仕様です。
特筆すべきはPPS出力が5A対応しているところでしょうか。電圧範囲は9V Progですが、電流が5A対応しているので55Wまで取り出すことができるようです。そんなデバイス見たこともないのでお試しできないのが残念…
PD Snifferで確認してみると、ケースの表記と一致しており問題ないですね。またちゃんとEマーカも読んだ上でPPSの電流範囲が変わっており、ちゃんと規格に則っていて好感が持てます。
気になるBaseusとの比較はこんな感じでした。
CIOのほうがちょっと短く高さが高く細いです。そして重量も30gくらい軽かったです。手に持った感じはどちらも見た目よりずっしり感じるのですが、測り比べると結構違うもんですね。PDの挙動もテスタで確認しましたが安定しており、悪くないです。
また、出力3ポートの構成もBaseusのものとPPSを除いて完全一致しており使い勝手の面でも違いはなさそうです。軽い分だけ持ち運びはCIOのほうがいいかも。
続いてモバイルバッテリのほう。
モバイルバッテリもいろんなメーカのものを持っているわけですが、自分が期待していたのは30W出力という部分と、パススルー充電機能でした。主に鉄道向けに使っているデジカメ(OM-D E-M1 mk3)が27W以上無いと給電しながら撮影することができない仕様となっており(電源OFF時に充電するだけなら18Wで良い)、30W給電のバッテリは非常に魅力的でした。結構20Wとか18Wまでの商品が多いんですよね。この前このblogで紹介したBaseusのモバイルバッテリも20Wまでです。
ということで実際カメラに接続して試してみましたが、ちゃんと認識して給電しながら動作できました。とりあえずこれだけで満足。こちらもsnifferで確認してみますが問題なしですね。
パススルー充電機能のほうは、単純に出張などで寝ている間に充電したい場合に、充電の口が一つで2つのデバイスを充電できるので便利、というのと、UPS的な使い方ができるようになるのでバックアップ用途に良いので好きな機能です。
ただ、こちらについてはどうやらパススルー中は5V入力になる上(パススルー時は出力がTypeAだけなので仕方ない)、USBテスタの電流を見る限りはバッテリには充電してくれてなさそうです。うーん、これはちょっといただけないですね。本当にパススルーしかしてなかったか。
同じ組み合わせでBaseusのバッテリを繋いでみると、ちゃんとバッテリにも充電しておりました。TypeCとTypeAどちらも放電で使う場合、先にTypeC給電しているときにTypeAを接続するとTypeC側の給電能力が減少するためPDを再ネゴシエーションする必要がありますが、その挙動も素直なもので使いやすそうです。ということで、CIOのUSB電源とモバイルバッテリの紹介でした。
どちらもPDの規格に忠実に作られており、また挙動も素直でわかりやすく使いやすくなっている印象を受けました。モバイルバッテリの方はちょっと出力電圧が低めな気もしますが、まぁ許容範囲かな?
こちらもしばらく使ってみて様子を見てみたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿